「田んぼで体感する生物多様性」
「有機栽培、自然農法だからこそ生物多様性があるということを
実際のデータを取って裏づけることが重要」という想いと共に、実際に農園内で見つかる多様な動植物種を確認するという企画を福津農園にて行なうことになり、2015年7月5日(日)に開催致しました。以下に短いですがご報告させていただきます!
次回は今年秋、10月24日(土)に開催予定です。
実際に見て触れて、交流しませんか?
ご予約受付けておりますので、どうぞご参加ください。
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雨が断続的に降る中、予定通り福津農園の生物調査を実施しました。
参加者は計8名でした。
・生き物と言っても留鳥は声だけで姿を現さず、昆虫は甲虫やバッタ類の積み上げた枯草の中にたくさんいましたがまだ幼虫のものもあり、蝶類は殆ど姿を見せず、トンボ類はまだ水の中です。
・植物は次回以降にしてこの時期は田んぼの水生昆虫を中心に調査しました。道具を持って1週間前と2週間前に植えたばかりの田んぼに入り、水の中をじっと見ると色々とうごめく生き物がおり、採集した後松沢さんから名前を聞きました。
★アカハライモリ、タガメ、コオイムシ、ゲンゴロウの仲間、タニシ類、ヨコエビ(カイエビ)、アメンボ(ヒメアメンボ)タマジャクシ(ヒキガエル、アカガエル、シュレーゲルアオガエル)ヤゴ、ミズムシ・ガムシの仲間などが目についた。植物は水面にウキクサとミジンコウキクサが目につき、水面下に浮遊する藻類(アミモ、ツツモ)が見られた。
田んぼの生き物の種類はこんなものではない。名前を特定できればもっと多くの生き物がいることは間違いない。目に入らないような細かい生き物を数えれば無数にいるはずなので回を重ねて調査できるといいと思います。このような生き物がどんな風に食物連鎖を形成しているかを理解し、生態系と生産作物の関連を考えられるようになれば有機農業の意義が分かってくるに違いない。
(なごや国際オーガニック映画祭実行委員 by.まっさん)
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なごや国際オーガニック映画祭実行委員会主催
「田んぼで体感する生物多様性」
日時:2015年7月5日(日) ※終了いたしました。
名古屋本郷8:00発、現地10:00集合、
15:00頃現地解散(予定)
小雨決行、大雨予報の場合は前日中止連絡します。
場所:愛知県新城市中宇利福津38 福津農園
内容:有機自然栽培農家で自然の理にかなった栽培方法で水田や畑、果樹栽培を行なっている松澤政満さんの農場を訪問します。松澤さんから自然栽培と生物多様性に関するレクチャーを受けて、実際に農園内で見つかる多様な動植物種を確認します。動植物の写真を撮ったり、採取したりして記録します。
定員:25~30名程度
費用:交通費1000円程度
持ち物:長靴(又はビーチサンダル)、帽子、タオル、昼食、飲料水、雨具
※子供さんの場合は泥んこになりますので着替えなども
カメラ、野帳又はノート、押し葉用新聞紙、あればポケット図鑑など
(参考「田んぼの生き物400」関慎太郎著、文一総合出版 税込1080円)
申し込み:nicfoa@gmail.com
お申し込みの際、以下についてお知らせ下さい。
◎氏名、参加人数、自家用車で行けるか否か、行ける場合は何人乗車可能か
◎生物調査では動物班と植物班に分けますので希望をお知らせ下さい。
締切: 6月27日(土)
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