有機農園で学ぶ 2015年度なごや環境大学共育講座「食の安全と生物多様性」
10月10日(土)13:00-15:00
「里山の豊かな生態系と農業」
◯田んぼと里山の生き物に詳しい講師から、
人と里山生態系の関わりを学ぼう!
講師:田端英雄(元岐阜県森林文化アカデミー特任教授)
場所:ウィルあいちセミナールーム2
受講料:500円
【田端英雄さんプロフィール】
1936年生まれ。京都大学理学部卒、理学博士。専門は植物生態学。京都大学生態学研究センター助教授、岐阜県立森林文化アカデミー特任教授を経て2006年より応用里山研究所長。編著書に『里山の自然』(保育社)などがある。
10年以上前から毎年2回、大垣市上石津町で里山大学を開催して、参加者で里山の整備やマッタケ山の整備を行っている。
10月24日(土) 8:00-17:00
「有機農園で生き物調べ」
◯車で名古屋から新城市の有機農園に行き、実地に田んぼや畑の生物を調べ生態系を考えよう!
講師:松沢政満(福津農園代表)
場所:福津農園(愛知県新城市中宇利福津38)
受講料:1,500円
11月21日(土) 13:00-16:00
「映画を見て食の安全を考える」
◯映画「ヴァンダナ・シヴァの命の種を抱きしめて」を見て、在来種の保全に取り組む農家のトークを聞き、参加者で討論しよう!
講師:坂番雅美(たねとりくらぶ三重代表)
場所:ウィルあいちセミナールーム1・2
受講料:1,000円
【講師プロフィール】
< 池添友一 >
時芽輝農場主・種守人
中学から土に触れて学び、高校卒業後、単身鹿児島に移住し、農に勤しむ。その後三重県に移住し、様々な農法を実践しながら草、虫、大地、野菜、そして宇宙にあるがままの循環、生き方を教わる。1日1食の菜食ですこぶる元気に畑で遊んで今に至る。WEB 「時芽輝農場オフィシャルブログ・宇宙と野菜に愛と感謝を込めて」
< 坂番雅美 >
三重県鈴鹿市在住。1999年豪シードセイバーズネットワークセンターと出会い、それ以降各地の在来作物や伝統的な技術、知恵に興味をもつ。2000年翻 訳本「自家採種ハンドブック」出版にかかわる。たねとりくらぶ三重では、なくなりつつある各地の種子、技術、知恵を次世代につなぐため古老をたずね、学ぶ会を開催。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【講座概要】
講演や映画を通して日常の食のあり方、農業と生物多様性、環境や社会の持続性について学び参加者で意見交換する。現場の有機農業者、生物多様性の生態学の講師から直接話を聞き、人と自然の共生には有機農業が不可欠だということも知っていただく。
【受講者へのメッセージ】
食に関わるいろいろな問題を学ぶとともに、生物多様性の保全や社会の持続性に積極的に取り組むことを期待しています。安心安全な暮しを続けていくために有機農園でのフィールドワークや顔の見える人数で行なう座学で得た知識・考え方を温めて、次年度2016年4月17日(日)の映画祭には、海外の考え方も織り交ぜながら、この地区において環境を第一に考えるような多様な人々との交流を深めてほしいと願っています。
受講対象:一般/親子
各講座定員:20名 ※1回ごとの受講可
主催:なごや国際オーガニック映画祭実行委員会
http://www.nicfoa.com/
申込・お問い合わせ:090-9902-0272(担当:内山早智子)
tel:052−251−0471(花甚)
fax:052−251−0473(花甚)
メール: florist@hanajin.net
※なごや環境大学冊子に記載の映画祭開催日は誤りです。
次年度映画祭開催日は2016年4月17日(日)!